マスターカード・東芝・大日本印刷が、非接触型電子マネーの「Paypass」を今月から日本国内で本格的に展開することを発表しました(7月18日)。
「Paypass」とは、マスターカードが2002年に開始した非接触決済サービスであり、世界29カ国で利用されています。最も一般的に利用されているアメリカでは、マクドナルドやドラッグストア、ガソリンスタンドなど多くのマスターカード加盟店でも使えるようになっています。
ICチップに内蔵することで、暗証番号の入力やカードの店員への手渡しが不要になり、セキュリティ面が安全である点、レジでの生産がスピードアップできる点、海外での両替が不要になる点などが特長です。
利用時は、Paypassが搭載されたクレジットカードを加盟店の端末にかざすだけで、自動的に決済が行われます。
カードに搭載されているICチップは、小電力IC通信技術の国際規格である「ISO/IEC 14443」の中で世界的に最も普及しているタイプAに準拠しています。このタイプAは、かつて、ICテレホンカードやtaspoにも採用されました。
マスターカードは、今後日本国内でNFC(近距離型無線通信技術)対応の非接触型決済端末が普及することを見込み、Paypassと、従来の接触型クレジット決済サービスの両方を搭載した「MasterCardⓇPaypassカード」を商品化しました。
今後は、大日本印刷がカード媒体とアンテナの生産を担当し、東芝がカードに搭載するチップ・モジュールの生産を担当します。