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2012/01/28

品質の「視える化」を目指すパソコンスクール業界

一般財団法人日本パソコンスクール協会(栃木県足利市)は、1月25日、全国の加盟スクールの品質向上と品質の「視える化」を実現することを目的としてcompTIA認定プログラムを導入することを発表しました。

 CompTIAとは、アメリカのイリノイ州にあるコンピュータ技術産業協会のことで、1982年にシカゴで成立された非営利グローバルIT業界組織です。現在は欧米を中心として世界中に14の拠点があり、日本では支局が2001年4月に設立しています。

今後、日本パソコンスクール協会は、「CARP(CompTIA Authorized Partner Program)」パートナーとしてcompTIA資格認定に向けた支援を行う予定です。

日本パソコンスクール協会は、顧客から支持される高品質なパソコンスクールの実現を基本理念としており、経営者とインストラクターが一丸となって業界の標準化を進めており、compTIA認定プログラムの導入活動の一環として日本パソコンスクール協会認定インストラクター制度を開始しました。

日本パソコンスクール協会認定インストラクター制度とは、加盟スクールのインストラクターに対し、スクール運営に際しての情報管理能力・パソコンスクールの管理能力、インストラクターとしてのインストラクション・コミュニケーション・プレゼンテーションスキルの証として「compTIA CTT++」の取得を必須とするものです。

今後、日本パソコンスクール協会は、認定プログラムの出題範囲に準拠した各種講座の開発を、CAPPパートナーである株式会社エミールプランニング(愛知県名古屋市)と提携して進めていく予定です。

2012/01/25

富士通が品質ソリューション体系「Quality-shaping」をサービス化

富士通は、1月18日、顧客のICTシステムの安定稼動を支援するための品質ソリューション体系『Quality-shaping』を確立したことを発表しました。

「Quality-shaping(クオリティシェイピング)」は、一般的な品質検証サービスがカバーしている製造工程やテスト工程だけではなく、現在利用しているシステムの運用リスクの診断から計画・設計・製造・テストに至るまで、システムライフサイクルの全てに対して品質の維持と向上を支援するサービスを提供するものです。

サービスはヒト・モノ・プロセスの網羅的な視点で提供され、稼動中のシステムの「見える化」に最適です。富士通では社内ですでに導入されています。

「Quality-shaping」は、次の5つのサービスから構成されています。

・「第三者検証サービス」第三者の立場からプロセスとその成果を検証するサービス
・「CMMI適用支援サービス」CMMI(能力成熟度モデル統合=Capability Maturity Model Integration)の導入・運用・評定など組織活動のプロセス改善を支援するサービス
・「ICT健康診断サービス」システムの活用・利用状況を診断することで運用リスクを明確にし、対策を提案するサービス
・「品質教育サービス」品質記録の書き方や管理のノウハウ習得などの教育を行うサービス
・「品質マネジメント支援サービス」全体的な品質マネジメントを支援するサービス

2012/01/20

国際標準化機構がC言語の新規格「C11」を制定

国際標準化機構(ISO)は、先月、C言語の新規格「C11」を制定しました。

「C11」の正式名称は「ISO/IEC9899:2011」です。「C11」は、C++言語との互換性に優れ、マルチスレッド機能が搭載されていることやISO/IEC TR 19769:2004に基づくUnicodeがサポートされていること、浮動小数点型の特性を調べるマクロなどの新機能が追加されていることなどが条件となります。仕様策定中は「C1X」と呼ばれていました。

主な仕様変更は以下の通りです。

・C++との互換性の確保
・標準化されたAlignmentの指定
・新予約語「_Alignas」「_Thread_Local」の追加
・無名構造体と共用体
・マルチスレッド機能
・関数が配列を引数にするときの配列の境界チェック機能
・ファイルオープンモードの追加
・ISO/IEC TR 19769:2004に基づくUnicodeサポート
・浮動小数点型の特性を調べるマクロや静的アサーション機能の追加
・範囲チェック関数の追加

プログラミング言語「C」は、1990年にisoで規格化され、その後何度か訂正や追加が行われてきました。C言語の規格には、今まで1999年にISOで規格化された「C99」がありましたが、実際にはあまり普及していませんでした。

C言語の規格はANSI/ISOで英語で書かれていますが、日本ではJIS規格になっており、日本語で仕様を読むことができます。現在、新規格「C11」の仕様書は、日本円で約2万8000円で販売されています。

2012/01/09

双日ツナファーム鷹島がISO22000を取得しマグロ生産量を拡大へ

双日の子会社で、マグロの養殖事業を展開している「双日ツナファーム鷹島」(長崎県松浦市)が、12月16日に食品安全マネジメントシステムの国際規格「ISO22000」を取得しました。国内のマグロ養殖業者が「ISO22000」を取得するのは初めてのことです。また、双日グループの企業の取得も、今回が初となります。

ISO22000とは、『食品安全マネジメントシステム-フードチェーンに関わる組織に対する要求事項(Food safety management systems - Requirements for any organization in the food chain)』の国際標準規格です。具体的には、HACCP(危害要因分析に基づく必須管理点)の手法を、ISO9001を基礎としたマネジメントシステムとして運用するために必要な要求事項を規定しています。

HACCPとの違いは、規格がカバーする範囲になります。
HACCPが食品製造業を中心とする規格であるのに対し、ISO22000は、飲食店・流通業・運送業・作業員のユニフォームを製造する会社・工場建設に携わる建設会社など、食品関連の多種多様な業種を規格の対象範囲としています。

双日ツナファーム鷹島は、現在年間150トンのクロマグロを養殖しており、国内や中国に出荷しています。
現在アジアでは、経済成長に伴う食生活の多様化によりマグロの人気が高まっていることから、今後シンガポール・香港・インドネシアなどのアジア地域への出荷に乗り出し、2014年までにクロマグロの生産量を500トンまで引き上げることを計画しています。